ご好評をいただいているインタビュー企画も、いよいよ第4弾です。
今回は、今年8月1日にオープンした三重県津市の地域情報ポータルサイト「Meetsu!」をご担当された、政策財務部広報課の渡邊様と今城様にお話を伺いました。
Q1「わが街ポータル」を始めようと思ったきっかけは何ですか?
今城様
「元々口コミのようなものを市のサイトに載せてみたいとは考えていました。しかし、公平性の問題から、行政が個別に飲食店を紹介するのは難しかったので頭を悩ませていました。そこにサイネックスさんが市民の方も行政も投稿できる「わが街ポータル」の提案を持ち込んでくださったので、まさに渡りに船でした」
松岡
「ちょうど、津市さんの需要に合ったご提案が出来たということでしょうか
だとしたらとても嬉しいです!」
Q2 津市のロゴはまず今城さんの原案からスタートしました!カラフルなロゴは色々なキャラクターが集まっているようにも見えますが、誕生秘話などありますか?
今城様
「それぞれにキャラクターがあったら、個々がサイトに集まってくるという「Meetsu!」の趣旨を表現できる考えたからです。
制作中は、キャラクターの顔の印象が強すぎて、少し違和感があるという声もあって、ちょうど良いデフォルメ具合を探りながら調整を重ねました。完成したロゴをティザーサイトに使うため、馬場さん(※サイネックスの制作担当)にGIFで瞬きなどの動きをつけていただいた瞬間、急激に可愛く見えたといいますか、自分の作ったものに命が吹き込まれたような気がして頑張って良かったなと思いましたね」
Q3 当社との取り組みを行ううえで、事前に不安に思っていたことがありましたら教えてください。
渡邊様
「わが街ポータルを始めることによって、業務量が増えるのではないか、という不安はありましたね。残業なども必要なのかと半ば覚悟しました...」
今城様
「あと、行政が運営する口コミサイトという特徴から、作ったはいいけれど投稿がないまま終わりになってしまい広告費を出してくれた方に申し訳なくなってしまうのではないかという不安はありました」
Q4 いろいろな懸念点もあったのですね...その不安は今は解消されたのでしょうか。
今城様
「実は説明会を行うまでずっと少し不安でした...。ただ説明が終わった後、他の課の方々が『うちの情報の発信に使えるな』や『こういう風に使っていこうかな』と相談している姿を間近で見て、わが街ポータルの使い方や有用性を納得いただけたのだと感じ「ああ、それぞれの課にもメリットがあるやり方をやっていけるかもしれないな」と前向きに考えることが出来ました」
Q5 「Meetsu!」公開後(PV数などが跳ね上がった)成功の秘訣は何だと思いますか?
渡邊様
「津市の総人口がそもそも多いというのもあると思うんですけど...
そうですね...他に考えられるとしたら、もともと人気だった広報紙の市民投稿ページの廃止です。その代わりとして『わが街ポータル』に統一することにしました。その際、記事掲載のお問い合わせがあったときに、同じ内容を『わが街ポータル』にも投稿していただけるよう呼びかけたことが要因の一つかもしれません。
また基本的なことではありますが商工会議所や組合・団体などに、地道にお声掛けしたのも実を結び、認知度が高くなったのではないかと思います」
Q6 今後どのように地域を巻き込んでいきたいかなど、考えていることはありますか?
渡邊様
「最初に何もない状態から『好きにやってください』と言われても、皆さん何をしたらいいのか分からないと思うので、市役所の内の人間、市民の方々問わず興味をもってくれた方を導けるようなテンプレートを作っておきたいですね。小さくても形を作れば、何もない状態よりもスムーズに進んでいくと思います。そうやって、これから今以上に「Meetsu!」を使っていただけるようにしていきたいですね」
総括
「Meetsu!」の今後の発展が楽しみです。
お忙しい中、インタビューにご協力いただいた渡邊様、今城様、誠にありがとうございました。

企画・デザイン担当 馬場 成美
