島根県松江市のわが街ポータル「まつえナビ」が9月29日に公開されました。まつえナビには早速市民の皆さまから「おすすめのスイーツ店」や「土曜夜市開催のお知らせ」など、松江ライフをイメージできる投稿がたくさん集まっています。今回は、まつえナビを作る過程で市のご担当者様から伺った想いや、サイトの内容についてご紹介します。
わが街ポータルはヒアリングから始まります
中四国地方第一号のわが街ポータルとなるまつえナビは、松江市と弊社が今年2023年3月に『「わが街ポータル 松江」の協働構築・運用に関する協定』を結んだことからスタートしました。5月にはサイトの構築を始めるためのキックオフミーティングを行い、各担当者の顔合わせと、サイトの内容を決めるためのヒアリングを行いました。松江市のご担当者様は、「松江市にずっと住んでいると、まちの景色に見慣れてしまって良さに気づけない。まつえナビに市民目線の様々な投稿やSNS上の情報が集まることで、市民が松江市の良さを再発見して、市に愛着を持つことを目指したい。市の外に出ていった人にもまつえナビを見てもらい、松江市に戻ってくるきっかけになったら嬉しい」と話していらっしゃいました。
ヒアリングでお伺いすること
・生み出したい効果
・取り込みたい利用者
・生み出したい利用者の行動
松江市のご担当者様の想いを受けて、まつえナビでは松江市の魅力が分かる様々なコンテンツを掲載しています。まず、市民からの投稿を掲載している「イベント情報」「おすすめ情報」「求人情報」の3つのコーナーでは、サイトの公開前から投稿の募集を行い、公開時には市内の様々な話題を見て頂けるようになっています。「観光情報」のコーナーでは、市内の観光スポットを「わくわくスポット」「ほっこりスポット」「手しごとスポット」の3つに分けて表示しており、観光客が体験したい内容別に見ることが出来て便利です。サイトの顔となるロゴには、サイトのイメージカラーである濃いブルーを中心に、松江市のシンボル松江城と名物の和菓子があしらわれています。
まつえナビのサイトはこちら
地域に合わせたコンテンツを掲載します
サイトに掲載するコンテンツは、まつえナビの事例でもそうでしたが、初めにヒアリングを行って自治体様の希望に合わせて考えています。松江市では「観光情報」と「特産品情報」を掲載している部分を、桑名市では「観光情報」と「お店情報」にしており、現在構築中の川越市では「親子でおでかけ」と「知ってほしい!川越グルメ」にしています。ベースとなるページの作りは同じでも、掲載する内容を変えることで自治体毎の方針に合わせたさいと作りをしています。「こんな使い方はできる?」「こんな人に向けたページにできる?」等、ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

企画担当 松岡 有莉
地域のどんな魅力を知ってもらいたいですか?
様々な自治体様に伺ってヒアリングを行っていますが、毎回違った想いや希望を聞くことができて、個性豊かな地域ばかりだなと思います。松江市にはわが街ポータルの構築をきっかけに初めて訪れたのですが、宍道湖の美しい風景や歴史ある町並みなど、知らなかった魅力をたくさん知ることができました。今度プライベートでも旅行に伺おうと思っています。
あなたの地域の魅力もぜひ教えてください!